苦痛の科学的利用法
◾️苦痛は脳を鍛えるもの
◾️不幸を避ける行動は意味がない
・元来、3つのバイアスにより人間は不幸になるようプログラムされている
①未来の方が現在よりも幸せだと感じる
②過去の方が今よりもよかったと感じる
③幸せそのものに慣れてしまう
・なぜそう感じるのか?
→不幸を感じた方が生存率が高まるから
◾️不幸を行動に変えよう
・行動に結びつかない不幸は無意味
・人間は不幸を行動に変える力、能力を持っている
◾️不幸や不満を乗り越える3つの方法
1.不幸や不満を記録する
・その瞬間に感じたことを記録することでそれ以上、増幅するのを防ぐ、
反芻思考を止める
・あとで振り返った時に、「大したことなかったな」と思える、
それが成長の実感、モチベーションへ繋がる
2.不幸や不満の感情に隠された自分のミスや弱点を見つける
3.Mindfulnessの技術を学ぶ
・目の前のこと、その瞬間に集中する技術を学ぶ(瞑想とか)
◾️3つの意味がない思考や行動は?
1.幸福至上主義
・幸福を求める人は、幸福を満たす行動以外は無駄に見えてしまうし、
幸福を満たす行動をすることを義務として捉えてしまう。
→義務化した行動は勝手に減ってしまう
(例)タバコを吸う本数を決めると勝手に本数が減るとか、
勉強のノルマを課すこと
※ノルマは少ない方が良い
2.他人との比較
・幸せを求めると他人と比較したくなる
→他人の方が幸せに見えてしまう(隣の芝生は青い)
→どんどん他人と比較する
→自分は他人より不幸だと思ってしまう
・投稿型SNS(インスタ、Facebookなど)はメンタルやむ
→他人の幸せなひとときが投稿されている、
不幸な時やくだらない日常は投稿しない
→キラキラした時ばかり目に入る
※比較したことを気づく
3.退屈を否定する行動
・退屈な時間がないと、過去の失敗や自分の行動を振り返らない
→不幸になる
※退屈な時を享受し、それらの使い道を考えよう
【出典】
ゲーミフィケーションの基本1
◾️ゲーミフィケーションとは?
仕事、勉強などをゲーム化すること。これにより、より効率的、意欲的に取り組む
ことが可能になる
◾️基本要素
1.やりながら覚える
・マニュアル(やり方)を全て覚えてから、取り組むのではなく、必要最低限の
知識、安全を確保した上で、まずはやってみる。
※今週の情熱は先週の行動量で決まる、情熱があるから行動するのではない
全部覚えてからやろうとするとモチベーションが続かない。
・やりながら身につけるには???
最初の部分だけまずはやってみる。
毎日少しづつ工夫してみる
2.スニペット、リマインダー
・自分が迷った時、次の方向性がわかっているかどうか
・方向性がわかっていないとやる気が続かない
※作業Aから作業Bの間で迷うと集中力が落ちる
→To Doリスト(紙切れに書くレベルでOK)をスマホに貼っておく
3.損失回避
・何かを失う恐怖を掻き立てる
・人は得るものに目を向けると安定を求める(プロスペクト理論)
・行動しなければ何を失うか考える
(お金、信頼、名誉、地位etc....)
※取り上げインセンティブが非常に効果的
・まず最初にご褒美を与える
・達成できなかった場合、そのご褒美は失われる
【出典】